最近SNSなどでもよくみかける曲げわっぱのお弁当箱。
プラスチックのお弁当箱より美味しそうに見えませんか？
でも、手入れがめんどくさそう･･･カビが生えないか心配･･･
お値段もプラスチック製のものより高いので迷いますよね。
曲げわっぱはウレタン塗装、漆塗りなどの塗り加工がしてあるものなら、お手入れも簡単で気軽に使えるのでおすすめ。
見栄えが良く、冷めたごはんもべちゃっとならずふっくら。
ちょっと手抜きのお弁当でも美味しそうに見えちゃいます。
毎日の大変なお弁当作りもちょっとは楽しくなるかも？
日本製のおすすめ曲げわっぱ弁当箱を紹介します。
曲げわっぱの素材
曲げわっぱは日本の伝統的な木製の伝統工芸品で、主に檜（ひのき）や杉（すぎ）が使われます。
檜は軽くて強靭であり、湿気に強い特性があります。
杉も耐久性があり、曲げわっぱの素材として使用されています。
殺菌効果や調湿効果もあるのでお弁当箱やおひつには最適です。
電子レンジや食洗機が使えないなどのデメリットはありますが、天然木ならではの香りや木目の美しさが、お弁当をよりおいしく感じさせてくれます。
曲げわっぱ 塗り加工別メリットとデメリット
曲げわっぱには、何も加工されていないものと、塗り加工されたものがあります。
それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
白木・無塗装
メリット
・調湿効果により、ごはんがべちゃっとならない
・スギやヒノキには殺菌効果があるので傷みにくい
デメリット
・洗剤を使えない
・一日乾燥させないといけない
・油染みができやすい
漆塗り
メリット
・洗剤で洗える
・漆でコーティングされているので油染みができにくい
・漆には殺菌効果があるので傷みにくい
デメリット
・白木よりは調湿効果がやや劣る
・ウレタン塗装のものより値段が高い
ウレタン塗装
メリット
・洗剤で洗える
・油染みや色移りの心配がない
デメリット
・白木、漆塗りのような調湿・殺菌効果はない
・ウレタン樹脂の匂いがすることがある
それぞれにメリット、デメリットがあります。
色移りや油染みを防ぐには、おかずカップやワックスペーパーを使用しましょう。
ふたにもつかないようにワックスペーパーをかぶせておくといいです。
共通のデメリットとしては、汁漏れの心配があります。
パッキンがないので、汁気をよくきってから詰めるなどして対策しましょう。
ごはんの水分が気になる、夏場でも安心してお弁当を持っていきたいという方は、白木や漆塗りのものを選ぶといいですよ。
曲げわっぱ弁当箱の選び方
曲げわっぱのお弁当箱は塗り加工、容量や形を考慮して選びましょう。
男性向け 700～900ml
秋田大館工芸社 曲げわっぱ 漆塗り 750cc
深みのある茶色がきれいなふき漆のお弁当箱。
やはり日本製で丁寧なつくりのものは高級感がありますよね。
高さがあるので意外と入ります。
口コミも高評価★★★★★
女性向け 500～700ml
りょうび庵 大館曲げわっぱ 無塗装 560ml
杉の美しい木目が楽しめる淡い色の曲げわっぱ。
無塗装はさらさらとした手触りで、天然木の温もりを感じられます。
少なめサイズ 500ml以下
大館工芸社 大館曲げわっぱ ウレタン塗装 450cc
容量は少なめですが、スリムな形ならマチの広くないカバンにも入ります。
少食の女性におすすめサイズ。
【ふるさと納税】返礼品に曲げわっぱの弁当箱がある自治体
秋田県大館市
日本三大美林のひとつ秋田杉の美しい木目を生かした曲げわっぱ。
大館工芸社のお弁当箱はウレタン塗装されているので揚げ物も安心して入れられます。
和歌山県海南市
九州日田杉を使用した紀州塗りの曲げわっぱ弁当箱。
朱色の塗りが美しいお弁当箱は、開けたときに豪華な感じがしますよね。
大分県日田市
日田杉の間伐材を合板加工した板を使用した曲げわっぱ弁当箱。
軽くて丈夫なつくりです。
曲げわっぱ弁当箱おすすめ メリットデメリットまとめ
日本製の曲げわっぱは値段がお高めですが、つくりが丁寧で美しいですよね。
見た目だけでなく、調湿効果や殺菌効果など天然木ならではの魅力があります。
曲げわっぱのお弁当箱にしたら、❛ごはんが美味しく感じる❜ ❛お弁当を詰めるのが楽しみになった❜
という口コミをよく目にします。
食べる側だけでなく作る側にも嬉しいことが。
毎日のお弁当作りは本当に大変ですが、詰めるのが楽しいと思えたらいいですよね。
ちゃんとお手入れできるか不安な方は、ウレタン塗装のものから使い始めるとがいいかもしれません。
無塗装はお手入れに気を使わなくてはいけませんが、その分愛着がわきそうですね。
