初節句祖父母からのお祝い・のし袋の書き方やお祝いの相場を解説

初節句は赤ちゃんが誕生して初めて迎える節句です。
女の子なら3月3日桃の節句、男の子は5月5日端午の節句に赤ちゃんの健やかな成長を祈りお祝いします。

雛人形や五月人形を飾ったり、おじいちゃんやおばあちゃんを招いて食事会を開いたりしてお祝いすることが一般的です。
では祖父母から孫へののお祝いはどうすればいい？
節句飾りは誰が買うの？
お祝い金はいつ渡すのか、いくら贈ればいいのかなど迷ってしまいますよね。

のし袋の書き方・お祝い金相場

のし袋表書き〖初節句御祝〗〖祝初節句〗など
中袋には金額、住所、名前を書く
お祝いを渡すのは1～2か月前(節句飾りの購入費用として贈る場合)
　　　　　　　　1～2週間前(お祝い金として贈る場合)
お祝い金の相場･･･5万～30万円前後
　　　　　　　　雛人形や五月人形の購入費用を含む場合がある

この記事ではこれらについて解説していきます。

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祖父母から初節句のお祝い　のし袋の書き方

お祝い金を贈る際は、のし袋を用意します。
金額によって封筒の種類を変えるのが望ましいです。
30万円などの高額の場合は厚みがあるので、少し大きめののし袋の方がいいかもしれません。

１万円なら熨斗や水引が印刷されたものでも構いませんが、５万円以上の場合は上質な和紙を使ったものやちょっと豪華なのし袋にしましょう。

書く際はボールペンは使わず、毛筆や筆ペンを使用します。

表書きは何と書けばいい？

のし袋の表書きは

〖初節句御祝〗
〖祝初節句〗
〖御初雛御祝〗女の子
〖御初幟御祝〗男の子

などとします。
縁起が良くないとされる4文字にしたくない場合は〖祝御初節句〗にしましょう。

水引の下には送り主の名前を書きます。

中袋(中包み)の書き方やお金の入れ方

中包み(内袋)には表(真ん中)に金額、裏(左下)に名前と住所を書きます。

金額を書く際は旧字体の漢数字【壱　弐　参　伍　六　七　八　拾　阡　萬　圓】
もしくは略式の【一　二　三　五　六　七　八　十　千　万　円】
を使います。
縁起が悪いとされる四や九の数字は使わないようにしましょう。

一	二	三	五	六	七	八	十	千	万	円
壱	弐	参	伍	六	七	八	拾	阡	萬	圓

お札はシワや折り目のない新札を用意します。
お札の向きは肖像の入った表側を中包みの表側に、そして肖像が上になるように入れます。

お祝いにふさわしい水引の種類

水引の色は白・赤・銀・黒・黄があり、二色を組み合わせて使う場合があります。
一般的にお祝い事には、赤白・金銀・金赤が使われます。

結び方には何度繰り返しても良い蝶結び(花結び)と二度とあってはならない結び切りがあります。
お祝い事には蝶結びのものを選びます。

水引の本数は慶事では3本、5本、7本の奇数が基本です。
基本は5本とされていて、より丁寧なお祝いや高額なお祝いには7本のものを使います。
3本は印刷された粗品ののしなどに使われています。

但し、結婚祝いには偶数の10本のものが使われます。
これは両人と両家が手を結び合った形(5本と5本を合わせたもの)を表すものとされています。